アマチュアセロ弾きの雑記帳//チェロ大好き。日々の思いを綴ります。
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2010/04/24 (Sat) あるつながり その2 「宝石」の証言+α チェロの魔法使い

「賭けてもいいが、世界でいちばん凄いチェリストは、カザルスでもピィアティゴルスキーでも、私でもない。ボロニーニだ! 」
エマニュエル・フォイヤマン(*)

「いえ、ボロニーニがいます。」(アメリカでいま一番のチェリストはあなたですね? との問いに対して)
グレゴール・ピィアティゴルスキー

「チェリストの宝石」とも讃えられるフォイアマンが舌を巻いて讃え、
フォイアマン亡き後、ハイフェッツ、ルービンシュタインに迎えられて
二代目「百万ドルトリオ」を形成した名手ピアティゴルスキーが一目置いた名手。
それがエニオ・ボロニーニである。

エニオ・ボロニーニはアルゼンチン出身。父はあのトスカニーニの友人。
「エニオ」の名前はトスカニーニがつけてくれたとのこと。
幼い頃から音楽に、おそらくは全てのことに抜群の才能を示した麒麟児。
アメリカに入国したときの資格はなんとボクサー。
当時、伝説のチャンピオン、ジャック・デンプシーに挑戦するアルゼンチン人ボクサーのスパーリングパートナーだったとのこと。
ボロニーニも南米ウエルター級のチャンピオンだったらしい。
(ちなみにボクサー兼チェリストということではもう一人あの「男の中の男」アンドレ・ナヴァラも。)
長身の二枚目、六カ国語を操り、フラメンゴギターの名手、
スタントパイロット、ギャンブラー、美食家、作曲家だったというから、
もう音楽の枠に収まりきれない一代の快男児、それがエニオ・ボロニーニ。
まるでミットのような大きな手でチェロを自由自在に操る彼は「チェロの魔法使い」といえるだろう。
これほどの名手にもかかわらず、彼のレコードは、わたしの知る限りでは一枚しか残されていない。
そんな彼のレコードを手に入れ、聴くことが出来た。
何と言う音色の輝き、胸のすくような技巧。心にしみ通る歌心と優しさ。
フォイアマンとピアティゴルスキーの証言は今もって真実だ。
最後に一言。
「かけてもいい。世界で一番凄いチェリストは今もやっぱりボロニーニさ。」

(*) マーガレット・キャンベル 著、山田玲子 訳「名チェリストたち」(1994年 東京創元社)
  より引用

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